2.感染症
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概要
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同種造血幹細胞移植にともなう感染症は,いろいろな要因によって発症する.抗がん剤や放射線照射などの前処置によっておこされる免疫不全状態,免疫抑制剤によるさらなる免疫不全状態,移植の経過にともなって発症するGVHDによって日和見感染を発症する.移植時期によって異なる起炎菌を同定しつつ,経験的に抗菌薬を使用することも推奨されている.いくつかのガイドラインによって明らかにされたエビデンスをもとに予防するのみならず可及的速やかに治療することが重要である.
- 社団法人 日本内科学会の論文
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