髓液中γ-グロブリンの血清学的測定に関する研究 (続報)
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概要
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さきにタンニン酸処置血球凝集抑制反應を應用して髓液中γ-グロブリンの測定を試みた著者は, 今囘はCoombs試驗の原理を利用した抗D血清感作血球凝集抑制反應を用いて測定を行なつたが, 兩方法でえられた測定値は比較的よく一致した. さらに著者は髓液稀釋法として分數稀釋 (fractional dilution) を用い, 單純倍數稀釋と比較檢討し, 分數稀釋が非常にすぐれた稀釋法であることを認めた.
- 社団法人 日本内科学会の論文