熱交換システムの多目的最適化
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概要
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加熱炉, 原料予熱器, 製品冷却器およびその他の熱交換器から構成される熱交換システムの設計にあたり, 熱利用線図を用いて最小アプローチ温度および構造を決定する問題を設備費, 運転費, 構造の複雑性の三つを目的関数とする多目的最適化問題として定式化し, マン-マシンシステムにより最適化する手法を示す.例題として, 原油常圧蒸留塔の製品および側線流による原油の予熱を目的とした熱交換システムの設計問題を取り上げ, 手法の有効性を確かめた.
- 社団法人 化学工学会の論文
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