結晶形状を考慮した連続式完全混合モデル晶析装置の操作因子特性について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
結晶線成長速度がBransom式で表せ, しかも体積形状係数が粒径の指数関数となる系を対象とした連続混合槽型晶析装置の操作因子の相関式を製品結晶の積算量を検討することにより求め, 因子特性を検討するための新しい線図を提出した.この線図は核発生速度, 成長速度, 製品結晶粒径, 懸濁密度, 装置容積あたりの生産速度, Bransom式の指数および体積形状係数の粒径の指数の間の関係を示すものである.またBransom式の指数を簡便に決定する新しい手法を提出した.なお連続攪拌槽式の小型実験装置により尿素-メタノール溶液からの尿素結晶の晶析速度の実測を行ったところ, 線成長速度はBransom式で表され, 体積形状係数は粒径の指数関数となったため, 提出した線図により整理した.
著者
関連論文
- 炭酸カルシウムの生成および転移過程におよぼす塩化カルシウム結晶溶解熱の影響
- ガラスビーズ懸濁液中の炭酸カルシウム中間体からのカルサイトの生成現象
- 炭酸カルシウムの反応晶析
- 塩化ナトリウム結晶添加によるカルサイト形炭酸カルシウムの生成
- 炭酸カルシウム中間体懸濁溶液への塩化ナトリウム固体結晶添加による生成カルサイトの成長現象
- 炭酸水素ナトリウム存在下での塩化カルシウム-炭酸ナトリウム系における炭酸カルシウムの晶析現象
- 晶析理論と技術
- 海水利用工学研究会-OJT委員会を振り返って
- 工業晶析
- 工業晶析の最近の動向
- 工業晶析操作における核化現象 : 招待講演
- 21世紀に期待される晶析技術 (特集 晶析技術の現状と21世紀の化学工業での展開)
- 連続式晶析装置の特性評価法 (日本の晶析研究と世界の晶析技術)
- 晶析装置の新しい簡易設計法 (注目される実用研究)
- かくはん槽内の2次核発生速度
- ファイン化に対応する晶析 (高精度化への化学工学)
- 21世紀の化学工業と晶析操作 (特集 21世紀の化学工業を支える単位操作)
- 晶析装置設計理論とその工業操作条件決定への適用 (特集 研究・技術開発の知求)
- 化学工学研究の今後の動向と課題
- 化学工学における"師の自慢する弟子の研究"-3-晶析装置設計理論の提出
- 化学工学における"師の自慢する弟子の研究"-1-晶析法による光学分割研究と2次核化現象
- 化学工学における"師の自慢する弟子の研究"-2-2次核化現象と晶析プロセスでの展開
- 晶析 (最近の化学工学研究--レビュ-を中心に)
- 開発研究の展開 (開発研究の展開)
- ハイテク時代の晶析操作・装置 (ハイテク化に対応する化学装置)
- 晶析研究と技術の動向 (日本の晶析研究と世界の晶析技術)
- 晶析研究の動向 (これからの化学工学研究の動向)
- 晶析操作の最近の動向 (新しい晶析技術)
- 新技術開発と晶析技術 (新技術開発と化学工学)
- 結晶製品製造プロセスの開発手法 (新しい晶析プロセスの開発と新技術開発) -- (新製品製造プロセスの開発法)
- タ-ビュレンス型晶析装置 (新しい晶析プロセスの開発と新技術開発) -- (新しい晶析技術)
- 晶析による新しい物性を持つ新製品の生成法(新プロセスの開発・操作シリ-ズ-4-)
- 工業操作としての高圧力晶析法の特徴(新プロセスの開発・操作シリ-ズ-2-)
- 晶析現象と晶析装置のスケ-ルアップ (化学プラントのスケ-ルアップの現状と課題)
- 食塩結晶生産プロセスの高効率化
- 晶析
- 創造的ケミカルエンジニアの育成
- 業績賞 晶析工学40年の進歩と分離技術会--確認・疑問・解明;Need & Seed;C-PMT & IKW--to reach the GOAL (特集 分離技術会年会2003)
- NaCl流動層型晶析装置の溢流溶液中に懸濁した微結晶の部分溶解操作による粒径制御
- 晶析工学と製塩晶析技術
- 塩化ナトリウム過飽和溶液中の仮想核の成長速度への影響
- 学会の発展と産側会員に期待する活動
- NaCl流動層型晶析装置の溢流溶液中に懸濁した微結晶の部分溶解操作による粒径制御
- 塩化ナトリウム過飽和溶液中の仮想核の成長速度への影響
- 回分晶析操作で得られる製品結晶の粒径分布
- 晶析操作 (これからの単位操作の展望)
- 反応晶析法による単分散硫酸鉛微粒子の生成過程における核化および成長現象
- 晶析装置設計理論 (晶析シンポジウム特集号)
- 工業晶析技術と理論
- 微小結晶懸濁過飽和溶液中の結晶成長現象
- 製塩における粒径制御理論とその応用
- 晶析現象と晶析技術の進歩
- 核化と凝集現象 (晶析シンポジウム)
- 基礎粉体工学講座-15-粉体を扱う各種操作--晶析-1-
- 基礎粉体工学講座-16-粉体を扱う各種操作--晶析-2-
- 硫酸カルシウム2水塩針状結晶の成長と粉砕
- 1. 発酵産出物の分離における晶析操作(発酵生産物の分離と精製)
- 高圧力を利用したベンゼン-シクロヘキサン共晶系よりのベンゼンの晶析
- 最近の育晶技術
- 工業晶析と装置内における晶析現象
- 製品結晶粒径分布に基づく連続式晶析装置の操作特性について
- 晶析法による下水二次処理水中のリン除去
- 晶析操作と核化現象(二次核発生を含む) (晶析--最近の理論と操作)
- DL-マンデル酸水溶液系の溶解度に対する圧力の影響
- s-カルボキシメチル-L-システンの優先晶析過程におけるD体とL体微小結晶発生機構について
- L-SCMC種晶表面上へのD体微結晶の生成速度
- NaCl添加系DL-SCMC過飽和溶液中での微結晶の生成速度と種晶への付着速度
- 結晶形状を考慮した連続式完全混合モデル晶析装置の操作因子特性について
- カリ明礬系の2次核発生速度に対する攪拌翼の衝突の影響
- MSMPR 型晶析装置から得られる尿素針状結晶の粒径分布
- ベンゼン-シクロヘキサン共晶系よりのベンゼンの圧力晶析における準安定域
- 硫酸カルシウム二水塩針状結晶の成長
- 撹拌流動層におけるカリ明礬12水塩の2次核発生速度に対する種晶粒径の影響(寄書)
- 撹拌流動層の撹拌翼回転域上方におけるカリ明礬12水塩結晶の2次核発生
- 流動層型晶析装置における石コウ系針状晶の成長速度
- 硫酸銅5水塩系, 硫酸マグネシウム7水塩系の流動種晶による2次核発生速度
- 晶析装置 (世界における単位操作の現状と課題)
- 晶析技術・理論の現状と将来-2-
- 晶析技術・理論の現状と将来-4-
- せんごう研究を対象にした海水利用研究会の思い出