エピルビシン動注療法と肝動脈塞栓術が著効を奏したVp3肝癌の1例
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概要
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It is generally said that the prognosis of the hepatocellular carcinoma (HCC) with tumor thrombus spreading into main portal vein (PVTT) is poor. But in a 58-year-old male case, the main tumor and PVTT became complete necrosis as the result of frequent intraarteial injection of epirubicin (20mg/1-2 weeks) (IA) and transcatheter arterial embolization (TAE). In this case the value of alphafetoprotein is decreased in proportion to the dosage of epirubicin. This shows IA is especially effective. The reason is thought as follows, (1) Remarkable "thread & streaks sign" in hepatic arteriography showed the easy arrival of epirubicin at the top of PVTT.<BR>(2) This PVTT is highly sensitive to epirubicin by the SDI method.<BR>(3) The action of epirubicin injected about 2 months ago persisted for a long time, because a small amount of epirubicinol, metabilite of epirubicin, still remained in the PVTT at the operative time.<BR>It is better to give first choice to IA in the similar cases.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
著者
-
河崎 能久
東京歯科大学市川総合病院外科
-
竹中 能文
東京歯科大学 市川総合病院 外科
-
江口 圭介
東京歯科大学外科
-
田中 豊治
東京歯科大学外科
-
竹中 能文
東京歯科大学外科学教室
-
江口 圭介
東京歯科大学外科学教室
-
小野 成夫
東京歯科大学外科学教室
-
河崎 能久
東京歯科大学外科学教室
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