軽質オレフィン合成反応のシミュレーション
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概要
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メタノールを原料として炭化水素を合成する反応は, モービル社がMTGプロセスを開発して以来, 内外で広く研究されている.本研究は, 軽質オレフィン合成反応に関するもので.オレフィンの中でも特に, エチレンおよびプロピレンの選択率の向上を目的として, 耐熱性・安定性の高いZSM-5型のカルシウム混合カルシウム含有ゼオライト触媒を開発し, 720〜880Kという高温での反応を, ベンチスケールの反応装置で行った.<BR>この装置で得られる実験結果を系統的に整理・解釈したり, 実験を効率良く行うために, また, より大きなスケールの反応器設計や最適運転条件の探索を行うためには, 反応シミュレータの使用が必要となる.そこで, できるだけ簡単な反応モデルによりシミュレータを作り, シミュレーションを行って実測反応データとの比較, 検討を行ったので, その結果について報告する.
- 社団法人 化学工学会の論文
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