付着性粉体のプラグ状空気輸送

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概要

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• 球形ストッパーを用いた付着性粉体のプラグ状空気揚送に関する実験研究を, 試料粉体として小麦粉, ストッパーとしてピンポン玉を使用して行った.プラグと管壁面との間の摩擦応力τ<SUB>w</SUB>は, プラグ層高<I>H<SUB>s</SUB></I>およびプラグ速度<I>U<SUB>s</SUB></I>が小さいほど小さくなるという実験結果から, <I>H<SUB>s</SUB></I>, <I>U<SUB>s</SUB></I>およびτ<SUB>w</SUB>に関する実験式を得た.また, 上昇中のプラグにおける粉体圧の理論式とプラグ差圧の実測結果から, プラグの流動性の目安となる粉体応力比kを求めた.さらに, 定常揚送の可能な全範囲の実験データから, 層高が小さく, また, 輸送限界風速付近での低速輸送という条件で最も効率が高くなることが示された.

• 社団法人 化学工学会の論文

著者

• 青木 隆一

  東京大学工学部

• 村田 博

  日清製粉 (株) 生産技術研究所

• 本間 宏

  横浜国立大学工学部化学工学科

• 和田 英夫

  第一製薬 (株)

• 村田 博

  日清製粉 (株)

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