逐次競争反応CSTRの多変数周期制御実験
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概要
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逐次競争反応であるアジピン酸ジエチルのけん化反応が起きているCSTRの周期制御実験を行った.反応体積を変動させない場合, 原料供給流量および熱媒体温度を周期的に変化させると中間生成物の単位時間当たりの生産量が最適定常制御時に比べて約12%増加した.これに加えて溶媒の周期的供給を行うと単位時間当たりの生産量は約15%の増加となった.また反応体積を変動させる場合については, 原料供給流量, 製品取り出し流量および熱媒体温度を周期的に変化させると単位時間当たりの生産量は約64%増加することがわかった.
著者
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栗本 英和
名古屋大学大学院情報科学研究科
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松原 正一
名古屋大学工学部
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福井 良夫
三菱油化 (株)
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渡辺 教博
名古屋大学工学部化学工学科
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栗本 英和
名古屋大学工学部化学工学科
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松原 正一
名古屋大学工学部化学工学科
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