針状α-FeOOH微粒子製造における粒子比表面積の制御
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
pH>12の条件下において, 硫酸第一鉄と苛性ソーダと空気中の酸素から生成する針状α-FeOOH微粒子を, プレコマーシャル規模で製造する実験を回分方式で行った.<BR>微粒子中の金属成分として, a) Feのみの場合, b) Feに少量のNiまたはCrを添加した場合, c) Feに少量のCrおよびZnを添加した場合, について実験した.<BR>いずれの場合も, 微粒子の比表面積は酸化終了時間によって精度よく相関でき, 二つの実験的定数からなる簡便な実験式を与えることができた.<BR>この実験式は所定の比表面積からなる針状α-FeOOH微粒子を制御して製造する際に極めて有用である.
著者
関連論文
- 間欠急速酸化法を用いた針状α-FeOOH微粒子の製造
- 針状α-FeOOH微粒子製造における粒子比表面積の制御
- 大規模試験製造における針状α-FeOOH微粒子の粒度分布
- テ-プ用磁性鉄粉の開発--磁性材料開発への化学工学の応用
- 新しい化学工学の展開を期待 問題は山積している (化学工学への提言-3-(アンケート))