大規模試験製造における針状α-FeOOH微粒子の粒度分布
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概要
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針状α-FeOOH微粒子を製造するプレコマーシャル規模の実験を, 気泡塔型反応器を用いて回分方式で行った.<BR>電子顕微鏡写真を用いて, 製品粒子の長軸方向長さ<I>l</I>および短軸方向長さ<I>d</I>の粒度分布を測定した.その測定値から長軸方向長さの個数平均値<I>l<SUB>a</SUB></I>, 短軸方向長さの個数平均値<I>d<SUB>a</SUB></I>, 軸比<I>l<SUB>a</SUB></I>/<I>d<SUB>a</SUB></I>, 長軸方向長さの変動係数σ<SUB>l</SUB>/<I>l<SUB>a</SUB></I>を算出した.そして, 粒子の比表面積Seと<I>l<SUB>a</SUB></I>, <I>l<SUB>a</SUB></I>/<I>d<SUB>a</SUB></I>, <I>d<SUB>a</SUB></I>, σl/<I>l<SUB>a</SUB></I>のそれぞれとの関係を調べた.<BR>さらに, <I>l</I>の粒度分布の均一性を, 粒度分布図を用いて検討した.
- 社団法人 化学工学会の論文
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