タービン攪拌羽根先端付近の液滴径
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概要
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羽根形状の異なるタービン羽根先端付近の液滴のSauter平均径<I>d</I><SUB>32</SUB>を, 直接, 写真撮影法により測定し, 以下の結果を得た.1) 羽根先端付近の平均滴径はWeber数の-3/4乗に比例した.2) Weber数一定の条件下で, 平均滴径は羽根幅比<I>B</I>/<I>D</I> (<I>B</I> : 羽根幅, <I>D</I> : 羽根直径), 枚数<I>n<SUB>b</SUB></I>の変化に対し, <I>B</I>/<I>D</I>=0.3, <I>n</I><SUB><I>b</I></SUB>=6で極小となった.3) ヘリカル流の強さの概念を提出, 拡張した.その結果, 規格化した平均滴径<I>D</I><SUB>32</SUB>がヘリカル流の強さの関数であることを明らかにした.4) 単位動力当りの界面積は<I>B</I>/<I>D</I>=1/8, <I>n</I><SUB><I>b</I></SUB>=2の羽根で最小であった.
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