2-プロパノール/アセトン/水素系ケミカルヒートポンプ装置特性の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
2-プロパノール/アセトン/水素系ケミカルヒートポンプの解析を行い, 操作因子と性能との関係を明らかにした.そして実験により, 要素技術の性能を求め, システム解析結果と比較し, 実用性並びに今後の研究課題を検討した.その結果, 本ヒートポンプの熱効率は, 脱水素反応触媒活性に影響され, 成績係数は水素化反応器の圧力損失に影響されることが分った.現状の触媒活性から評価すると, 353Kの排熱を423Kに昇温する場合, 熱効率, エクセルギー効率はそれぞれ5〜10%, 9〜18%程度にとどまるものの, 圧力損失を0.01MPaレベルに押さえることができるならば, 成績係数は50に達することが明かとなった.実用化に向け, 触媒の性能向上, システム構成の改良等が課題となる.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
関連論文
- 木質バイオマスからの濃硫酸加水分解法による高収率糖化技術の開発
- 濃硫酸法によるバイオマスエタノール製造プロセス (特集 バイオ関連の分離技術)
- 2-29.メタン直接改質法による水素等の製造技術開発(50) : 実証装置による連続運転試験結果と触媒性能評価((9)転換利用II,Session 2 天然ガス・メタンハイドレート等)
- 2-28.メタン直接改質法による水素等の製造技術開発(44) : 水素分離膜反応器の要素研究開発((8)転換利用IV,Session 2 天然ガス・メタンハイドレート等)
- 2-27.メタン直接改質法による水素等の製造技術開発(43) : 実証試験による触媒性能評価((8)転換利用IV,Session 2 天然ガス・メタンハイドレート等)
- 木材成分を含んだ環境調和型接着剤の開発
- 3P-2071 静置法による高効率酵素糖化技術の開発(5c バイオマス,資源,エネルギー工学,一般演題,環境バイオテクノロジー,伝統の技と先端科学技術の融合)
- 粉粒流動層の微粒子飛び出しに関する研究
- 粉粒流動層の微粒子ホールドアップと凝集に関する研究
- 土壌環境・土壌汚染問題関連サイト
- 2-プロパノール/アセトン/水素系ケミカルヒートポンプ装置特性の検討
- 2P-136 実バイオマス酵素糖化におけるCBH1とCBH2の相乗効果(バイオマス,資源,エネルギー工学,一般講演)