塔径0.96mの流動層における粒子の循環流
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概要
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塔径0.96mの流動層において粒子および気泡の挙動を観測した.粒子の移動速度および方向は, ガス分散板からの高さ1.15mにおいてストレインゲージを用いたプローブによって, 気泡の挙動は赤外発光ダイオードとフォトトランジスタを組合せたプローブによって検出した.実験には平均粒子径210μm, 流動化開始速度0.048m/sの粒子を用いた.その流動化は空塔速度0.20〜0.68m/sの範囲で行った.<BR>気泡が流動層の中心をいくらか避けて上昇しているのに対し, 流動粒子はγ/<I>R</I><0.69の領域では相対的に上昇流, γ/<I>R</I>>0.69の領域では下降流の状態にあり, 層内で一つの循環流を生じていることが明らかになった.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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吉岡 進
バブコップ日立株式会社
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宮本 知彦
(株) 日立製作所 日立研究所
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戸室 仁一
(株) 日立製作所 日立研究所
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吉岡 進
(株) 日立製作所日立研究所
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平戸 瑞穂
(株) 日立製作所日立研究所
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木内 規博
日本鉱業 (株)
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石橋 泰
日本鉱業 (株)
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吉岡 進
(株) 日立製作所 日立研究所
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宮本 知彦
(株) 日立製作所日立研究所
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平戸 瑞穂
(株) 日立製作所 日立研究所
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