パフォーマンス・ロボットの開発
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概要
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ロボットの範疇に, 産業用ロボットのように何か仕事をすることを目的とするのではなくて, 何ら有効な仕事をしない, 仕事をすることを目的としないで, 「しぐさ」,「身振り」, 「コミュニケーション」のみを表示する「パフォーマンス・ロボット」なるものがある.本論文はこのパフォーマンス・ロボットに関する研究の一端を報告する.すなわち, 本論文においては, パフォーマンス・ロボットの意義を考察し, その観点に立って, パフォーマンス・ロボット設計において, 機能的設計と同等以上に感性に訴える美的設計―デザイン設計が重要となることから, 本パフォーマンス・ロボットのイメージ, アイデア・スケッチを示した.その上で, さらに, ハードの従来の設計を行い試作したロボットの諸元, 性能を示す.<BR>本試作ロボットは形状記憶合金アクチュエータで作動し, その結果, デザイン設計の効果とともにソフトな動作を示した.<BR>また, 仕事をしないロボットの意義とその応用分野への展開について考察を行なった.
著者
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