ベル麻痺の早期予後判定 : 各種検査組み合せによるPalsy Index Score, Palsy Indexの提唱
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概要
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45 patients of Bells palsy treated with conservative therapy were classified into the following two groups depending upon the recovery within 60 days or not. i.e., early recovery groupand slow recovery group.These patients were investigated within 3 weeks after the onset of Bells palsy, using the minimum score of Mays score modified by Hosomi, minimum amount of percentage obtained from the electroneurography, and the existence of the stapedial reflex. There proved to be statistically significant between two groups. by these tests.Furthermore we calculated the Palsy Index Score which was the multiplication of the minimum score of Mays score by minimum amount of percentage obtained from the electroneurography, and the Palsy Index which contained both the Palsy Indcx Score and positive or negative of the stapedial reflex.Based on these two indices, the prognostic criteria were established, after prognosis of cases were estimated retrospectiverly.As a result, more accurate prognostic diagnosis could be made by using Palsy Index Score or Palsy Index. Palsy Index Score or Palsy Index are more useful to assess the prognostic diagnosis than each examination.
- 社団法人 日本耳鼻咽喉科学会の論文
著者
-
青柳 優
山形大学医学部情報構造統御学講座耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野
-
小池 吉郎
山形大学医学部
-
菊池 章
山形大学医学部
-
渡辺 仁
山形大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
鈴木 八郎
山形大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
加藤 功
山形大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
青柳 優
山形大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座
-
小池 吉郎
山形大学医学部耳鼻咽喉科学教室
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