(III) 空中写眞の地上地質調査に於ける利用
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概要
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写眞地質学的方法は畢竟推定の域を出ないので, これのみでは地質を断定することは出来ず, 又時に過誤を招くおそれもある。しかしこの方法を地上調査に併用する場合には, これらの欠点は除かれるのみでなく, 又地上調査そのものが著しく援助される。室中写眞は実は地上踏査に利用された場合に, 丁度車に馬を繋いだような, 眞の贋値を発揮する。地上調査への利用は調査の計画,,野外踏査, 調査結果の整理の三段階に分けて考えられる。
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