7-Chloro-1, 3-dihydro-2-oxo-5-phenyl-1H-1, 4-benzodiazepine-3-carboxylic acid, Monopotassium salt, Monopotassium hydroxide (Mendon) の代謝の研究
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概要
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1. Mendonの経口投与による,体内吸収,分布,代謝,排泄を研究した. 2. Mendonの消化管からの吸収はすみやかで,各臓器の最高濃度には1h以内で達する. 3. Mendonは,脳内に特別に取り込まれることはない. 4. Mendonは,肝臓,腎臓内の濃度が最も高く,他の臓器に特別に取り込まれることはない. 5. Mendonの排泄は早く,尿,糞便を介して排泄される、家兎では尿が主な排泄経路であるのに対してラットでは糞便が主経路である. 6. Mendonの家兎尿中の代謝物は3種以上,およびその抱合体である.主なものはoxazepamで,一部は未変化のMendon,一部はnordiazepamである.その他,少量の未同定のものがある.
- 社団法人 日本薬理学会の論文
著者
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田中 正三
熊本大学医学部第一薬理学教室
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清水 宏俊
熊本大学医学部第一薬理学教室
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中山 宏
熊本大学医学部第一薬理学教室
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竹之下 貢
熊本大学医学部第一薬理学教室
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市下 浩子
熊本大学医学部第一薬理学教室
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清水 宏俊
熊本大学医学部第一薬理学
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田中 正三
熊本大学医学部第一薬理学
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