2種の測定法による飼料のアミノ酸の有効率の比較
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概要
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鶏における飼料のアミノ酸の有効率を測定する方法として糞尿の分離採取を可能にするため,人工肛門を装着した鶏による消化試験法が行なわれる.一方,最近真の代謝エネルギー(TME)測定法を応用した有効アミノ酸含量の測定法が検討されている.そこでトウモロコシおよび大豆粕を試験飼料として,上記2つの測定方法によってアミノ酸の有効率を測定し比較した.その結果,2つの方法によって測定されたトウモロコシおよび大豆粕のそれぞれのアミノ酸の有効率には,有意の差は認められなかった.したがってTME測定法を応用した飼料のアミノ酸有効率の測定方法は有効な方法であると考えられた.
- 社団法人 日本畜産学会の論文
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