マウス顎下腺の発達とアンドロジェン濃度
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概要
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マウス顎下腺のテストステロン(T)おこび5α-ジヒドロテストステロン(DHT)の濃度の週齢に伴う変動を,ラジオイムノアッセイ法を用いて調べた.T濃度は出生時に著しく高いが,その後3週齢まで急速に低下した.DHT濃度も出生時に比較的高い値を示したが,1週齢ではいったん低下し3週齢で再び高くなった.以後,両アンドロジェンとも7週齢まで濃度の高まる傾向が見られたが,10週齢では再び低下した.出生時から10週齢までの期間ではT濃度は1.40から12.6ng/g組織,またDHT濃度は1.10から8.64ng/g組織の範囲にあった.比較のため血清および脳におけるTならびにDHT濃度の週齢に伴う変動についても調査した.
- 社団法人 日本畜産学会の論文
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