琉球列島八重山諸島における2001年繁殖期のエリグロアジサシとベニアジサシの現状
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概要
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準絶滅危惧種に指定されるエリグロアジサシSterna sumatranaとベニアジサシS. dougalliiの繁殖地,営巣数および産卵時期について,2001年繁殖期に八重山諸島全域において調査した。エリグロアジサシは42ヵ所で繁殖し,営巣数は1∼64巣(平均14.8±16.5SD巣)であった。ベニアジサシは6ヵ所で繁殖し,営巣数は1∼123巣(平均59.8±57.3SD巣)であった。エリグロアジサシの産卵はほとんどの繁殖地で6月下旬に始まったものと判断されたが,いくつかの繁殖地では7月上・中旬に始まったものと推定された。ベニアジサシでは,100巣前後のコロニーが形成された主要3繁殖地のうち,2繁殖地で産卵開始が6月下旬,その他の1繁殖地では6月中旬と推定された。
- 財団法人 山階鳥類研究所の論文
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