鋼板の熱間圧延におけるスケール変形の酸化物ガラスを用いた観察
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概要
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In hot rolling process, scale is formed on steel surface by oxidation at high temperature. As the scale influences the friction between roll and workpiece, the scale affects rolling characteristics significantly. The influence has not been understood sufficiently due to experimental difficulties. The authors proposed to use glass powder to observe the scale as hot rolled. The pickled cold mild steel sheet was inserted to a furnace at hot rolling temperature (1273K) filled with argon. After 600 s, the atmosphere was changed from argon to air to allow oxide scale to grow for 0, 10, 40 s. After the oxidation, the sheet was rolled immediately on a two-high laboratory rolling mill. The thickness was reduced from 10 to 40%. After passing the roll bite, glass powder was sprinkled over the sheet. Scanning electron microscopy on the longitudional section revealed that the scale deformation is relatively uniform if the reduction is lower than 20%. If the reduction is higher than 30%, matrix steel is extruded through cracks in the scale to the outermost surfaces.
- 社団法人 日本鉄鋼協会の論文
著者
-
宇都宮 裕
大阪大学大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻
-
原 健一郎
大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻
-
土井 彰一
大阪大学大学院工学研究科
-
左海 哲夫
大阪大学大学院工学研究科
-
柳 修介
(株)神戸製鋼所材料研究所
-
宇都宮 裕
大阪大学大学院工学研究科
-
原 健一郎
大阪大学大学院工学研究科 マテリアル生産科学專攻博士後期課程
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