本邦における専門医制度の現状
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概要
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わが国における専門医制度に関する歴史は1962年4月に発足した日本麻酔指導医制度がはじまりである。その後,日本医学会に加入している48学会によって学会認定医制協議会が発足し2001年4月に専門医認定制協議会と名称が変わり組織の強化が図られた。2002年4月,厚生労働省が規定した外形基準を満たしていれば学会が認定した専門医広告の告示が可能になった。専門医認定制協議会も組織の改変が行われ名称も変更され現在は社団法人日本専門医制評価・認定機構となっている。2009年10月には専門医あり方委員会から提言が示され12月には専門医制度整備指針が示された。専門医制度の現状での問題点は多々あるが基本は,トレーニングに基づいて習得した医師の知識・技能・態度を総合的に判断し,その証としての専門医認定が国民に理解され国民の利益に繋がるものでなくてはならない。
- 特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会の論文
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