情報サービス産業協会のEPM検証ワーキングで実証された「見える化」の効用とその課題 : −PMO支援への大きな可能性と共にツールへの課題が明らかに−
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概要
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社団法人情報サービス産業協会では、ソフトウェア・エンジニアリングに関する調査・研究の一環として、進行中のプロジェクトを計測しその進捗状況の可視化を図るツールのEPM※1を実際の開発プロジェクトに適用し、その機能や使い勝手を検証する試みを行ってきた。この試みは「EPM検証ワーキング」として平成19年から2年間にわたって行われ、実際に8社のプロジェクトで適用し、プロジェクトへの導入容易性の評価と現行のツールが抱えている課題を抽出した。また、EPMツールを実際のプロジェクト開発に試行し、適用した際の効果を検証した。その結果は報告書にまとめられ、またSPES2009※2のような場で発表されたが、本稿ではそのうち4つの事例について紹介する。これらは、EPMのPMO※3支援ツールとしての大きな可能性を示している。また合わせて、この検証プロジェクトから多数抽出されたツールへの課題についてその概要をまとめる。
著者
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角田 文広
日立ソフトウェアエンジニアリング
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鈴木 一弘
日本電子計算株式会社
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岡 靖雄
東芝ソリューション株式会社
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田村 一賢
東芝ソリューション株式会社
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関口 純一
日本電子計算株式会社
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村山 武士
日立公共システムエンジニアリング株式会社
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田森 崇史
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
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