日本における新聞記事データベースの現状と今後の動向
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概要
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我が国の新聞記事データベースは提供と利用の両面で飛躍的な伸びを遂げている。理由として,CTSとの連動や自動索引などのデータベース作成の際に見られる技術的な先行性,記事データの速報性,記事イメージデータのような多面性が指摘できる。これらを背景に各新聞社は情報提供者,デストリビュータ,プロデューサのさまざまな形態でデータベース事業を大規模に展開した。今後さらに新聞記事データベース事業を拡大するにはデータ蓄積の課題,マルチメディア化,著作権の問題,索引語の課題などの多くの点を克服しなければならないが,技術の進歩や管理者の育成をもって実現を図ることが重要だ。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文
著者
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松尾 光
日本経済新聞社データバンク局記事情報部
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神尾 達夫
日本経済新聞社 データバンク局 局次長
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松尾 光
日本経済新聞社 データバンク局 記事情報部
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神尾 達夫
日本経済新聞社 データバンク局 局次長兼記事情報部長
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