「研究ノート」の情報管理と活用 大学における「研究ノート」の意味の多様化
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概要
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「研究ノート」は,本来,研究における実験等に関わる“知的情報”の記録・管理媒体である。これは「リサーチツール」あるいは「ラボマネジメントツール」といった知的財産の「創出」に資するものとして意味づけられる。しかし,その一方で近年,“知的財産”の記録・管理媒体としても位置づけられるようになった。すなわち,「リーガルリスク対応ツール」としての意味が急速に高まっているのである。研究ノートの意味が異なれば,使用目的や使用法も異なってくるばかりでなく,普及啓発のやり方もこれまた異なってくるだろう。本論では,大学における研究ノートの意識実態と,研究ノートの意味の多様化について紹介する。
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