図書館の「いま」をどのように伝えるか : ―国立国会図書館の「Current Awareness Portal」の試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
国立国会図書館はこれまで,図書館および図書館情報学に関する情報誌「カレントアウェアネス」「カレントアウェアネス-E」を刊行してきたが,インターネットを通じた情報提供が図書館界においても一般的に行われるようになってきた昨今,速報性・情報量・効率性の観点から,両誌の課題が浮き彫りになってきた。両誌の編集を担当する調査情報係は,これらの課題を解消するため,CMSを用いてWebサイト「Current Awareness Portal」を構築し,新しい情報提供スタイルを試みた。本稿ではその取り組みと,試行の結果判明した課題を紹介する。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文
著者
-
筑木 一郎
京都大学附属図書館情報管理課電子情報掛
-
村上 浩介
国立国会図書館関西館図書館協力課調査情報係長
-
上田 貴雪
国立国会図書館関西館事業部図書館協力課調査情報係
-
筑木 一郎
京都大学附属図書館
-
上田 貴雪
国立国会図書館主題情報部参考企画課
関連論文
- 図書館は出版社になる : 電子ジャーナル出版支援および大学広報としての京都大学学術情報リポジトリ事業
- 英国における機関リポジトリの動向 : 電子学位論文プロジェクトを中心として(学術情報リポジトリ)
- 倉田敬子著, 学術情報流通とオープンアクセス, 勁草書房, 2007.8, 196p, 22cm, 定価2,600円(税別), ISBN 978-4-326-00032-6
- 国立国会図書館のウェブサービス -現状と今後-
- 風変わりなタイトル
- 図書館・情報学研究入門, 三田図書館・情報学会編, 東京, 勁草書房, 2005年10月, 226p., ISBN4-326-00030-9, 定価: 2,835円(本体: 2,700円)
- 図書館の「いま」をどのように伝えるか : ―国立国会図書館の「Current Awareness Portal」の試み
- 米国における電子的学術情報サービスの動向 (2006年度 国立国会図書館調査研究報告書 米国の図書館事情2007) -- (米国の図書館に関する研究動向)
- 研究文献レビュー 学術情報流通と大学図書館の学術情報サービス
- 最後の拠り所としての政府情報コレクション
- CISTIのドキュメント・デリバリー・サービス (小特集:デジタル時代のドキュメント・デリバリー・サービス)
- 英米両国議会における学術情報のオープンアクセス化勧告 (小特集:オープンアクセスをめぐる動向(英米の調査報告書を中心に))
- 林宥一著『「無産階級」の時代--近代日本の社会運動』