グルクロン酸およびその誘導体と燐酸ピリドキサールの 腫瘍におよぼす細胞学的影響
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概要
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腫瘍細胞におよぼす glucuronic acid, Na-glucuronate, glucuronic amide および pyridoxal phosphate の影響を MTK 肉腫-III, エールリッヒ腹水癌および HeLa 細胞を用いて in vivo と in vitro で観察した。腫瘍細胞はいずれの薬物処理においても顕著な異常は示さなかった。また, 処理動物の生存日数は対照群と大差なかった。高濃度処理の場合にのみ, 細胞の分裂頻度がわずかながら増大し, HeLa 細胞の細胞質内にグリコーゲンと推定される微少顆粒が一時的に出現するのが観察された。
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