助産学の学習初期における効果的教育方法に関する研究--2期生に対する分娩見学自主実習の効果と課題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本学の助産師教育課程では,助産学の学習初期に自主的に分娩見学を行うことによって学習のレディネスとモチべーションを高め,分娩介助実習のスムーズな導入を図るために,分娩見学自主実習(以下、見学実習)を実施している。平成22年度は,協力施設の内諾後に学生が交渉を開始することとし,見学回数を3回から2回へ,教員との個人面談を3回から1回へ集約した。そこで,見学実習の効果を学生の視点から明らかにし、実習方法の変更による影響や今後の課題を検討するために,2期生9名に対して無記名式質問紙調査を実施した。その結果,講義・演習・実習のすべてに「役に立った」という回答が多く,理由として,講義内容がイメージしやすかった,産婦との関わり方や言葉かけが役立ったなどがあった。見学後のレポート作成と個人面談は,全員が「効果があった」と回答し,理由として,振り返りの機会となったことや自己の課題が明確になったことが挙げられた。
- 日本赤十字広島看護大学の論文
著者
関連論文
- 助産学の学習初期における効果的教育方法に関する研究--2期生に対する分娩見学自主実習の効果と課題
- 【研究報告】助産学の学習初期における効果的教育方法に関する研究-分娩見学自主実習の効果と課題-
- 助産学の学習初期における効果的教育方法に関する研究--2期生に対する分娩見学自主実習の効果と課題