MANETプロトコルの仕様適合性試験のための状態遷移図縮退手法
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概要
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ソフトウェアの実装において,実装されたソフトウェアが仕様に適合しているかどうかを確認するために,仕様適合性試験がある.ネットワークプロトコルもソフトウェアであるため,仕様適合性試験を行い,実装されたプロトコルが仕様に適合しているかどうかを確認する必要がある.しかし,固定ネットワークと異なり,モバイルアドホックネットワークでは,ノードの移動により,隣接ノードが変化する.このようなプロトコルの仕様適合性試験を行うには,隣接ノード数の増加により,試験系列が爆発的に増加してしまう.本論文では,MANETプロトコルを表す状態遷移図を隣接ノード数の増加の影響を減少させる状態遷移図に再定義し,状態及び遷移を縮退させる手法を提案する.また,再定義しない状態遷移図を再定義した状態遷移図と比較することにより,提案手法の有効性を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-04-01
社団法人電子情報通信学会 | 論文
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