マイクロ波帯LN光変調器の高周波化・高感度化のための最適な電極構造の検討
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概要
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筆者らは地上ディジタルテレビ及び音声プログラム伝送用マイクロ波帯(3.4〜6GHz帯)集中定数型LN光変調器の研究・開発に取り組んできた.LN光変調器を更に高い周波数(10GHz帯)で高感度動作させるためには,変調帯域,自己共振周波数及びC/Nの向上が必要であるが,どのような電極構造が高感度化・高周波化に最適であるかについての検討は十分に行われていない.このため,実測値も加味した理論的な検討を行うとともに,電磁界シミュレータにより,電極における電界分布状態,自己共振周波数の制限要因などについて調査を行った.その結果,最適な変調電極構造が存在すること,変調電極長手方向における光導波路の屈折率変化を一様とし感度を高めるためには電極の折れ曲がり部をなだらかにすること,自己共振周波数を高めるためには基板結晶の厚みを薄くすることなどが有効であることを明らかにできた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-01-01
社団法人電子情報通信学会 | 論文
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