中高年運動習慣者の骨量年次変化における性差
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概要
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加齢に伴う生理的現象と考えられている骨量について、中高年者でしかも運動習慣のある男性および女性の年次変化を健康づくりの基礎的な資料を得ることを目的に検討した。男性4人および女性4人を対象として1996〜2000年(5年間)に測定した。骨量の測定はDXA法(DTX-200)によって測定した。その結果、骨面積には5年間の年次変化において、男性および女性とも低下はみられなかった。一方、男性の骨量に年次変化はなかったが、女性に骨量の低下がみられた。さらに男性の骨密度に変化はないが、女性に骨密度に低下がみられた。このように中高年者で運動習慣のある同一人物を骨量について、5年間の年次変化をみたところ、男性は骨面積、骨量および骨密度に変化はみられなかった。一方、女性は運動習慣があるにもかかわらず、骨量および骨密度に低下したことが明らかになった。尾道大学論文Article
- 尾道大学経済情報学部の論文
- 2003-12-31
尾道大学経済情報学部 | 論文
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