演奏する場としての喫茶店 : 札幌のムジカホールカフェを事例として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は、音楽を演奏する場としての喫茶店(カフェ)が現れた理由と、その機能についての考察である。先に、喫茶店が音楽を演奏する場としても機能していたこと、近年では新しいライブハウスの一形式としてライブカフェがあらわれたことを確認する。そして、札幌にあるライブカフェ、ムジカホールカフェの店長と、店で演奏するミュージシャンにインタビューをおこない、ライブカフェを経営する理由、音楽に対する考え方、ミュージシャンがライブカフェで演奏する理由を明らかにした。その結果、ライブカフェが、地元のミュージシャンとファンをつなげるパブリック・スペースとして機能していたことを示す。
著者
関連論文
- 責任観の社会的前提 : 明治期の社会制度を中心として
- 地域イベントとしての朗読会に関する事例研究 : 釧路朗読会の事例を中心として
- 日本における責任概念の登場 : 明治・大正期の小説および評論を中心として
- 「自己責任」の時代--1991年の損失補てんを事例として
- 日本における責任概念の登場 : 明治・大正期の小説および評論を中心として
- 「責任」の制度化 : 明治期を中心として
- 社会福祉の「自己責任」
- 「機会の平等」と「自己責任」
- 第46回自己責任の時代--1980年〜2000年 (第42回〜第48回〔社会理論学会〕定例研究会報告)
- インターネットの「自己責任」--内容分析による実証的研究
- 意志決定と自由
- 共分散構造モデルを用いた大学生の戦争責任感分析
- 資源の重要性評価と公正判断 : 所得を事例とした分析
- 配分ルールに対する公正評価--介護保険制度を事例として
- 記号財による自由--社会情報学におけるアマルティア・センの「潜在能力」概念の応用
- 社会情報学と社会的意思決定
- 結婚規範の変容と未婚化・晩婚化の関係を考察するための緒論
- 演奏する場としての喫茶店 : 札幌のムジカホールカフェを事例として
- 近代以前の日本の責任 :「職分としての責任」についての考察
- 演奏する場としての喫茶店 : 札幌のムジカホールカフェを事例として
- 行為と責任