日向灘におけるウルメイワシ・マイワシの資源生態と漁況予測
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概要
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著者は,1992年以降に漁獲が急増したウルメイワシと資源水準が低い現在のマイワシについて,ともに主産卵場が土佐湾であること,漁獲サイズの季節変化が似ていること,マイワシのほとんどがウルメイワシに混じって漁獲されることなどに着目し,両種の資源生態や漁況予測については関連づけて考察すべきと考えた。本研究では,日向灘を中心に熊野灘以西の漁獲動向の変化について考察するとともに,その変化を踏まえ,漁獲特性・生物特性から資源生態を明らかにし,日向灘における漁況予測手法について考察した。
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