1970~2010年におけるマサバ太平洋系群の資源変動
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概要
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マサバScomber japonicus太平洋系群は,1970年代以降,資源量が大きく変動して漁獲量が大きく変化し,社会へ影響を与えてきた。資源変動は年々の加入量の変化と漁獲による減少が累積したものである。加入量の変化は,おもに海洋環境によって変化する再生産成功率(加入量/親魚量,RPS)と漁獲によって変化する親魚量による。マサバ太平洋系群の資源変動は,マイワシSardinops melanostictusといった他の多獲性浮魚類とともに環境変動による魚種交替で論じられることも多いが,後述のように漁獲による親魚量の変化によるところが大きく,資源への海洋環境の影響は資源量ではなくRPSの変動で検討する方がよい。本報での資源に関する数値は資源評価調査の1970~2010年についてのコホート解析の計算結果による。
- 中央水産研究所の論文
- 2012-03-00
中央水産研究所 | 論文
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