洗浄剤中のメタノール試験法
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概要
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ヘッドスペースGC法を用いた洗浄剤中のメタノール試験法を確立した。試料1gに内部標準として2-プロパノールを0。4mg加え,さらに水を加えて20mLとした。この試験溶液5mLをヘッドスペース用バイアルに採り,密封した。60℃で30分間加温後,ヘッドスペースガスをGC-FIDで測定した。試料に1mg/gのメタノールを添加した際の回収率は95。6~100。6%であり,定量限界は0。1mg/gであった。本法を用い14種の洗浄剤についてメタノール含有量を調査した結果,2検体から検出され,その量は0。13および0。27mg/gであった。
- [日本食品衛生学会]の論文
- 2012-02-00
[日本食品衛生学会] | 論文
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