北海道で発生した園芸作物の新病害(3)
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概要
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2009年4月,北斗市のハウス栽培カブで収穫期に葉が黄化・萎凋し,根部が腐敗する疲状が発生した。発病株からは単一の糸状菌が分離され,分離菌の接種により原病徴が再現され,接種菌が再分離された。形態的特徴,培地上で温度別菌糸生育程度,培養菌そう,菌糸融合反応,PCR反応より分離菌をRhizoctonia salani Kuehn AG-2-1・培養型II,本症状をカブ根腐病と同定した。道内における本病の発生は本事例が初めてである。
- 北海道農事試驗場北農會の論文
- 2012-01-00
北海道農事試驗場北農會 | 論文
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