木質高充填複合プラスチックの製造技術(1)
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概要
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千葉県内に存在するスギを中心とした未活用林地残材の有効活用を目的に,木質とポリオレフィンを混練することにより射出成形が可能な木質含有量70%以上の木質複合プラスチック(WPC)コンパウンドの製造並びに評価技術を確立した。添加剤等の最適化により木質含有量70%の射出成形試験片において最大で,曲げ応力74。7MPa,引張応力41。8MPa及びアイゾット衝撃強度13。5kJm-2の強度を達成した。また,木質とポリプロピレン(PP)を混練して作成した高木質WPCに酸変成PPを添加することでPPの結晶化の低下抑制が認められた。
- 2011-12-00
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