2010年夏期の記録的猛暑が京都大学附属農場産のイネの外観品質に及ぼした影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
イネにおいて,夏期の高温による玄米品質の低下が問題となっている。特に2010年の夏期は北日本から西日本にかけて記録的猛暑となった。そこで,2010年に当農場の大規模圃場において播種期を変えて作付けした複数の品種のイネについて,玄米の外観品質の変異とそれをもたらした要因を解析し,水稲栽培における温暖化対策を検討した。2010年における玄米品質は例年よりも大きく低下したものの,作期や品種によって大きな変異があり,穂揃い後20日間の登熟初期の気温の影響を強く受けていた。今後,より多くの品種,栽培条件下でデータを蓄積していく必要がある。
- 京都大学農学部附属農場の論文
- 2011-12-00
京都大学農学部附属農場 | 論文
- ミニトマト'京てまり'および'京あかね'の2本仕立て栽培について
- ベンドロキノンがニホンナシ'おさ二十世紀'の摘花に及ぼす影響
- 単為結果性ミニトマト'京てまり'の冬季での無加温ハウス栽培の試み(3)
- 2010年夏期の記録的猛暑が京都大学附属農場産のイネの外観品質に及ぼした影響
- カキ'平核無'の結果母枝長および葉果比の違いが果実の収益性に及ぼす影響