イネ穀実サイレージの実用的調製方法
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概要
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イネの生籾を想定し、完熟期の乾燥籾に加水、水浸漬、プロピオン酸アンモニウム添加およびエタノール添加の各処理を行い密封したところ、水分が22%以上の籾であればそのまま密封して貯蔵は可能であると考えられた。次に、水分24~29%のイネの生籾を、200リットルのプラスチックドラム缶やニ重の内袋を入れた500リットルのトランスバッグに詰め込み、密封して屋根付きの屋外で保存した結果、貯蔵期間が長いほどpHは低く乳酸含量が多くなり、8~9ヵ月の長期貯蔵が可能であった。また、開封後は2~3日保存できると考えられた。
- 2011-02-00
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