イチゴ'おとめ心' の育成について
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概要
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イチゴの新品種'おとめ心'は,1998年に'砂丘S2号'に'北の輝'を交配した組み合わせから育成された。草姿・草勢は'宝交早生'と同程度の中性である。花芽分化開始期は,'宝交早生'よりやや遅く,'北の輝'より早く,酒田市では9月下旬である。収量は'宝交早生'より多く,商品果率も高い。果形は円錐形で,果皮色は濃紅で,光沢がある。果実の大きさは,'宝交早生'よりやや小さい。硬さは'宝交早生'より硬く,日持ち性に優れる。糖度・酸度とも'宝交早生'より高く,食味は良い。晩生で休眠がやや深いため,本県の半促成(低温カット)栽培に適する。
- 山形県立園芸試験場の論文
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