三重県紀南地域におけるウンシュウミカンのキク形状を呈するキク果の発生状況
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概要
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三重県紀南地域において、ウンシュウミカンのキク果の発生実態を明らかにするため、同一地点(金山パイロット)のマルチ園と非マルチ園においてキク果の発生率などを3年間(2005-2007)継続して調査した。さらに、2007年は同地域の選果場においてキク果の混入率を抜き取り調査した。その結果、金山パイロットではマルチ園において20%以上のキク果が安定して生産されることが明らかになった。また、2007年の選果場調査では非マルチ園でも9.4%のキク果が混入し、マルチ園では17.4%と8%高いことが明らかになった。10%間隔で区別した混入率をマルチ被覆の有無間で比較するとともに、例外事例の原因を分析した。
- 三重大学大学院生物資源学研究科の論文
- 2010-03-00
著者
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