SSRマーカーによる滋賀県ダイズ奨励品種の判別
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概要
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滋賀県ダイズ奨励品種「エンレイ」、「オオツル」、「タマホマレ」、「フクユタカ」および「ことゆたか」の5品種において、SSR法を用いた品種判別技術を開発した。1.SSRマーカー(Satt157、Satt277、Satt281、Satt301、Satt357、Satt368およびSatt409)を用いてPCR増幅を行い、アガロースゲルにより、すべてのマーカーで複数のDNA多型を検出した。その結果、これらのSSRマーカーを数種組み合わせて検定することにより、5品種を判別することが可能である。2.葉および子実から抽出したゲノムDNAでPCRを行った結果、同サイズのDNAバンドが検出され、今回検討したダイズの部位や抽出法ではDNA増幅に差異は認められなかった。また、同品種内でのDNA多型は認められなかった。
- 近畿中国四国農業研究協議会の論文
- 2010-03-00
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