木質バイオマス利用のための燃料特性評価
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概要
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木質バイオマスのエネルギー利用を進めるための基礎資料として、新潟県内から採取した37種類の樹木の木部、樹皮、枝、葉の発熱量と灰分を測定した。木部では発熱量は4,573〜4,858kcal/kg、灰分は0.26〜1.32%と樹種による差が小さかったのに対し、樹皮では発熱量は4,313〜5,738kcal/kg、灰分は2.24〜10.71%、枝では発熱量は4,465〜5,252kcal/kg、灰分は1.31〜8.27%、葉では発熱量は4,588〜5,658kcal/kg、灰分は2.50〜13.81%と樹種によってばらつきが大きかった。また、木部の発熱量は樹種による差が小さく、木部の容積当たりの発熱量は容積密度が高い樹種ほど高い結果となった。
- 新潟県森林研究所の論文
- 2009-03-00
著者
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