ウメを加害するアカマダラケシキスイの耕種的防除と水浸漬を組み合わせた総合的防除法
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概要
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1)収穫開始前の落下果実の園外への除去や収穫開始後の1日1回の収穫により、アカマダラケシキスイ幼虫の食入果実を減少させることができた。また、園内に放置された完熟果実はアカマダラケシキスイの増殖源になっていると考えられた。2)水浸漬の効果を高めるためには、1果あたりのアカマダラケシキスイ食入幼虫数をできるだけ少なくすること、収穫間隔を2日以上あけないことが重要である。3)収穫開始前の落下果実の園外への除去や収穫開始後の1日1回の収穫、水浸漬処理を併せて行うことが、アカマダラケシキスイ幼虫の食入果実を減少させるのにもっとも有効であると考えられた。
- 2009-03-00
著者
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