【ステロイド薬の正しい使い方】 悪性リンパ腫 耳鼻科医の立場から
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概要
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雑誌掲載版頭頸部悪性リンパ腫の特徴と化学療法,特にステロイド薬の抗腫瘍効果の機序,使用法,副作用について概説する.ステロイド薬の悪性リンパ腫に対する抗腫瘍効果は腫瘍細胞にアポトーシスを誘導することによって発揮される.ステロイド薬の作用はその結合によって活性化されたステロイドレセプターによって発揮されるため,リンパ腫細胞のステロイド感受性はそのレセプターの数や変異により影響を受ける.頭頸部悪性リンパ腫は比較的早期に発見されることが多く,I〜II期が80〜90%を占めるが,治療の基本は多剤併用化学療法と放射線療法の併用である.いずれの化学療法でもステロイド薬は用いられ,必須の抗腫瘍薬である.しかしながら,ステロイド薬には多くの副作用があるため,その支持療法が化学療法と共に重要である
- 2005-04-00
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