介護保険サービスの利用者と訪問看護師の認識の比較と訪問看護内容

概要

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介護保険制度で訪問看護サービスを利用している療養者とその訪問看護師に介護保険制度、サービス内容及び訪問看護業務内容を調査し、療養生活支援ついて示唆を得ることを目的とした。A県内の訪問看護ステーション200施設を悉皆調査対象とし、各施設の訪問看護利用者2名と訪問看護師2名に自記式質問紙調査を行った。主な調査項目は介護保険制度と利用している訪問看護サービス、訪問看護業務内容についてである。個別に郵送にて回収し、統計的に処理した。A看護協会理事会・評議会にて調査の承諾を得た。訪問看護利用者は介護保険料について41.6%、一割自己負担支払いについて30.2%が高いと思っているが、訪問看護師では介護保険料は69.7%が、一割自己負担支払いは89.6%が高いと答えており、両者に有意差があった。利用者から見た訪問看護への評価は高かったが家族へのケアプランの同意割合は低く、主治医とは連絡をとっていたが他職種間でのチームワークはとれていなかった。
日本赤十字豊田看護大学の論文
2006-03-31