新人看護師の卒後1年間の発達の様相
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概要
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本研究では、新人看護師の就職後1年間の発達の様相について、新人看護師が語る体験を基に検討した。N病院に就職した新人看護師24名に対して、就職後1年間にわたって4回、半構造化面接を行い、そのデータをKJ法にて分析した。分析の結果、新人看護師の就職後1年間の体験には、【看護師としての姿への志向】【丁寧に仕事をすることへの志向】【職場における他者との関係についての志向】【仕事との関係から生じる心理的反応】の4つの主題があると読み取った。これらの主題による1年間の経過の記述は、新人看護師自身が持つ発達へ導く心の働きと、その働きによる発達が表されていると考えられた。
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日本赤十字豊田看護大学 | 論文
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