多次元ARモデルによる腹壁変位信号からの胎動信号の判別

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概要

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• 母体の腹部に貼付された双極の歪みセンサの出力信号より胎動を識別する方法について検討した. 最初に定常的に重畳する呼吸関連のノイズの影響を少なくするため、安静時に採取されたデータを用いて、多次元AR係数を用いた逆フィルタを設計した. 次に, 胎動を含む観測信号を設計した逆フィルタに入れ, さらにその誤差信号に非線形フィルタ処理を施すことにより胎動の分離を試みた. その結果, 位相差を取り扱えられる多次元ARモデルが有効なことがわかった.We tried to discriminate fetal movements from maternal movements using dual strain sensors pasted on the mother's abdominal skin. First, we designed a whitening filter by two-dimensional AR model so that periodical breathing noise could be decreased selectively. Then, we tried to separate fetal movements from maternal movements using nonlinear filter applied for two residual signals. The result showed that the two-dimensional AR model was effective because the cross correlation between sensors played a signified rule.rights: 社団法人電子情報通信学会rights: 本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものであるrelation：isVersionOf: http://ci.nii.ac.jp/naid/110003286795/

• 社団法人電子情報通信学会の論文
• 1997-00-00

社団法人電子情報通信学会 | 論文

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