5年間の内視鏡的経過観察がなされた胃平滑筋肉腫の1例
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概要
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症例は69歳,男性.5年前より胃粘膜下腫瘍として内視鏡的に経過観察されていたが,腫瘍部からの出血のため入院となった.内視鏡的には8カ月間で1.5cmから4cmへの腫瘍径の増大があり,EUSで内部エコー不均一であることなどから悪性筋原性腫瘍を疑い手術が行われた.腫瘍は65×55×45mmの壁外発育の著明な胃平滑筋肉腫であった.胃の筋原性腫瘍は2cm前後から急速な発育を示すことがあり,積極的な対処が望ましいと考えられた.rights:日本消化器内視鏡学会rights: 本文データは学協会の許諾に基づきJournal Archiveから複製したものである
- 社団法人日本消化器内視鏡学会の論文
- 1995-00-00
社団法人日本消化器内視鏡学会 | 論文
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