胃粘膜表面の拡大観察におけるビデオマイクロスコープの使用経験
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概要
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ビデオマイクロスコープという機器を用いて胃粘膜表面の拡大観察を行った.50倍観察ではいわゆる胃小窩模様や胃小溝模様が確認された.200倍観察では胃小窩模様はより明瞭となったが,胃小溝模様は新たなる腺口様模様の出現によりやや形態が変化した.原因としては,高倍率にともない解像力も向上していることが考えられた.本機器は,実体顕微鏡より高倍率の観察が可能である点で有効であり,応用範囲も広いと思われたrights:日本消化器内視鏡学会rights: 本文データは学協会の許諾に基づきJournal Archiveから複製したものである
- 社団法人日本消化器内視鏡学会の論文
- 1992-00-00
社団法人日本消化器内視鏡学会 | 論文
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